トランストークとは? | スピードコーチングコラム

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トランストークとは?

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無防備な意識を作り出し、内面の意識を書き換える

本を読むうちに本の世界に入り込んでしまい、電車を乗り過ごしてしまった、などという経験はありませんか?
この時のあなたは、変性意識(トランス)の状態にあったといえます。

わたしたちが、日常的に使っている意識を「通常意識」といいます。それに対して、「変性意識」と呼ばれる状態があります。変性意識の状態では、ひとの意識は無防備な状態になっています。

相手をその変性意識の状態にして語り掛けることで、内面の意識を書き換えることができるのが、トランストークです。

実は体験したことがあるのでは?

変性意識の状態、などと難しい単語でいわれても、いまいちピンときませんよね。先にあげたように、本を読んでいるときに、だんだん周りの音が気にならなくなり、本だけに意識を集中してしまうときがありますね。本の中のストーリーは、今自分の目の前にある物理的な出来事ではないのに、ドキドキしたりびっくりしたりしてしまいます。

映画館で映画を見ているときは、なおさらに変性意識の状態になりやすいですね。
映画の中で起こっている出来事が自分に降りかかってくるわけではないけれど、焦ったり応援したり手に汗握ったり…。映画館では視覚的に制限されて画面だけが見える状態ですし、臨場感あふれるサウンドでその世界に入り込むのが簡単です。

目の前にある物理的な現実的な空間、「本を読んでいる」「映画館にいる」ではなく、脳が作りだした、本や映画の文字や映像からうける「情報空間」の中に入り込んでいる。そのような現実の自分の意識と離れた状態、それが変性意識状態です。

トランストークでできること

トランストークは、相手を変性意識の状態にし、語りかけることだと書きました。ではそれを使うことで何がおこるのでしょうか。

例えば、営業の仕事。たいていの場合、練りに練った営業トークで語りかけても、お客さんは「売りつけるつもりなんでしょ?」と懐疑的な気持ちです。どんなに商品の説明をしても、心に届かないことが多いのではないでしょうか。ですが、相手を変性意識の状態にして語りかければ、しっかりと心に届けることができます。営業に限らず、恋愛においても同じことです。

そもそも、恋愛は、トランス状態で落ちるもの。他の人から見たら「太っている」ように見えても、恋に落ちていたら「ぽっちゃりして可愛い」と思えてしまう。いわゆる「あばたもえくぼ」の状態は、トランス状態だと言えます。トランストークを使うことで、こうした状態に自ら持っていけてしまうというわけです。

他にも、教師やコーチが教え子にトランストークを用いて、前向きな状態を作り出してコンディションやモチベーションを調整することができるため、教育やスポーツといったさまざまな分野で活用されています。

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