フィードバックとは? | スピードコーチングコラム

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フィードバックとは?

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商品や本を買うと、アンケートはがきが入っていることがありますね。
そこにその製品を使用してみての感想や、もっとこうだったらいいのに、ということを記入して企業に送り返します。

すると企業のほうは、書かれていた意見を取りまとめて、よかった点、改善すべき点を検討して、次の製品を作るときに参考にします。
それが、企業におけるフィードバックの一例です。

結果と原因

何か事(結果)が起こるときには、必ず原因があります。

製品のスイッチが分かりにくいというクレームが沢山きたとき。
スイッチが小さすぎるとか、見えにくい色になっているとか、スイッチに「原因」があり、クレームという「結果」がでるのです。

本の装丁の紙がよかったという感想がきたとき。
紙のさわり心地、厚さ、色合い、それぞれに「原因」があり、よい評判という「結果」がでました。

そしてそれぞれの「結果」を、改善点として、また、継続して使っていける点として、開発側に「フィードバック」します。

コーチングでのフィードバック

コーチングでのフィードバックは、先程の例のようにただ単に「よい、わるい」を伝えることではありません。聞き手が話し手の鏡となって、事実をありのままに伝えることです。

客観的に見たときにどのように見えているのかなど、第三者として感じたことを話し手に返します。

ありのままの自分を認める勇気

フィードバックは、一方的に反省を求めるものではありません。
相手の成長を願って、目標達成に向けて軌道修正してもらうために、事実を伝えるのです。
そのため、フィードバックを受け取る側の聞き手にも、自分を受け入れる勇気が必要です。

でも、そうした勇気を持つことは、実際には難しいのです。人は自分がやっていることについての改善を求められるフィードバックをネガティブに受け止めがちです。

例えば…
「“あなたは”仕事中におしゃべりをしていることが多いけど、周りに悪影響だからやめて。」

こんな風に言われたら、そんな言い方しなくてもいいのに…とか、あなたにそれを言われたくない!などと思ってしまうものです。受け取るべきメッセージよりも、「責められた」という印象のほうが強くて改善につながりにくいのですね。

心当たりがありませんか?

受け入れやすくする伝え方

これは、発言者が「あなた(YOU)」にフォーカスした「YOUメッセージ」を使っているため、責められた気分になってしまうのです。ですから、あえて「自分(I)」にフォーカスした「Iメッセージ」を使ってみましょう。

例えば先ほどの例なら…
「仕事中におしゃべりをしていると、“私も”話に加わりたくなってしまって、仕事がはかどらなくなってしまうの。」と伝えたら、受け入れやすくなりますよね。

また、ポジティブなフィードバックをセットで伝えるほうが、ネガティブなフィードバックを受け入れやすいということもあります。こういうところ、すごくいいね!でも、こういうところもあるよね。そういわれると、あ、そう?じゃあ、そっちもやってみたらもっとよくなるかな?なんて考えやすくなりますよね。

さきほどの「Iメッセージ」と組み合わせてもいいですね。

コーチングが目指しているのは相手が自ら変わろうとしてくれる、自己決定で変わろうとするところです。そのため、聞き手の性格も考慮しつつ、フィードバックの種類を選んで返さなくてはいけません。

 

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