サブモダリティーとは? | スピードコーチングコラム

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サブモダリティーとは?

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五感のはたらき

私たちは日常生活のなかで、とくに「五感」を意識して行動することはほとんどありません。

たとえば熱いヤカンを触って手を引っ込める動作などは、「熱い→痛みがある→手を引っ込めなければ→行動」というような過程を意識して行っているわけではありませんね。考える間もなく体が勝手に反応しているかと思います。

これは、知識や経験が豊富な大人でも、生まれたばかりの赤ん坊でもほとんど変わらない反応です。

その他にも、食事の時に「嗅覚がいい匂いを感じている」「味覚が甘さや辛さを感じている」「手が食材の柔らかさを感じている」と、逐一意識している人はいないでしょう。
想像してみただけでもずいぶんと疲れる生き方だということが分かります。

つまり、私たちの五感はほぼ休みなく働き続けてはいますが、特段そのことを意識して生活しているわけではないということですね。

複数の感覚

しかし、過去の出来事を思い出す場合には、五感が働いていたことを認識せざるを得ません。
ためしに、どのようなものでも結構ですので印象深い過去の体験を思い出してみてください。

そこにはリアルな情景や音、あるいは温度や湿度がセットで記憶されていませんか?
このように記憶とともに保存される五感などの構成要素を「サブモダリティー」と言います。

サブモダリティーを利用する

サブモダリティーを活用することで、過去の体験を意図的に変化させることができます。具体的には以下の様な手順で行います。

1.嫌なことを思い出す

まず、事あるごとに思い出してしまうような嫌な思い出について考えてみてください。
場合によっては辛いことかもしれませんが、正確に思い出すことが記憶を変化させるためには重要です。同時に、色や明るさ、音楽、感触などのサブモダリティーについても思い出すようにします。

2.サブモダリティーを変化させる

次に、その思い出とセットになっているサブモダリティーを意識的に変化させてみてください。
周囲が暗ければ明るく、寒ければ温かく、さみしい音楽が流れているならポップミュージックに変えてみるのです。

3.記憶の質を確認する

そのように、記憶に付随しているサブモダリティーを変化させることによって、記憶の質そのものが変化していることを感じ取りましょう。
過去のイメージを好転させることによって、恐怖心を和らげることも可能になります。

意図的に記憶を変える

サブモダリティーを意識し、意図的に過去の記憶を変えることによって、未来への行動をポジティブなものにすることができます。

嫌な思い出から目をそらさず、積極的に変えていく努力が大切ですね。

 

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