メタファーとは? | スピードコーチングコラム

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メタファーとは?

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隠喩と直喩

「君の笑顔はまるで太陽だね」。恋人同士の会話では、このような歯の浮くセリフが飛び出すこともあるでしょう。
このように「まるで◯◯のよう」という表現は『直喩』と呼ばれます。ある物事を直接的に他の物にたとえて表現する技法ですね。

反対に、「僕の心はトンネルの中にある」というように、直接的に他の物にたとえず、“暗に”指し示すような表現が『隠喩』あるいは『暗喩』、つまり『メタファー』と呼ばれる表現技法になります。改めて身の回りを探してみれば、思いの外たくさんのメタファーが使われていることに気が付きますよ。

メタファーの効果

直接的にたとえずメタファーを活用することで、相手に気付きを与えることができます。とくに物語小説やストーリー性のある話をする場合には効果的で、「あの話はこういう意味だったんだ!」と後から気付くことが、記憶の定着やインパクトの強さにつながるのです。それがメタファーを使うメリットとなります。

メタファーの使い方

具体的なメタファーの使い方は次のとおりです。

1.似ているものを探す

まず、たとえるべきものとその対象物を探します。
例えば風紀の乱れを改善したい場合に「腐った林檎」の話をもちだすなどですね。そうすることで、直接的に誰かを吊るし上げなくても、そこにいる人々を啓蒙することができます。
「風紀を乱す人がいると、それが周りにも影響する」ことを「腐った林檎があると、その周りの林檎も腐ってしまう」という表現で表すメタファーですね。

2.斬新なひらめき

「腐った林檎」の話はあまりに知られすぎているので効果が薄いかもしれません。
ポイントは斬新なひらめきです。
自分で新しいメタファーを生みだすことがインパクトにつながるでしょう。もっとも、聞き手の気付きを誘うことが目的ですから、あまりに分かりにくい表現は避けるべきです。要はバランスが大切だということです。

3.気がついた後に

メタファーを使うことによって、伝えたいことを強調することができます。
そのため、できるかぎり伝えた後の“気持ちよさ”にも配慮することが大切です。腐った林檎の話はあまり気持ちよくはないですね。なので、反感を買う可能性があります。
また、使いすぎることにも注意が必要です。気付いた後の相手の反応を考慮しながら、メタファーを上手に活用できるように工夫してみましょう。

メタファーの広義概念

ただし、メタファーは隠喩や暗喩だけでなく、直喩も含めたさまざまな比喩の総称として使われる場合があります。
現状は広義の隠喩として活用されることが多いのですが、自分が使う際、あるいは相手がメタファーという言葉を使用している際には、どういった意味で使っているのか正確に把握するようにしましょう。

言葉の定義があいまいだと、思わぬ誤解が生じる可能性もありますので注意が必要です。

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