子どもから、学校が怖いと打ち明けられたら… | スピードコーチングコラム

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子どもから、学校が怖いと打ち明けられたら…

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学校が怖いというのは、いったいどのような状態なのか?
自分がそう思ったことのない大人には、子どもにそう告白されたときに、理解してあげることが難しいと感じることでしょう。

学校は楽しくて当たり前、だった時代とは、今は違うのです。
学校が怖い、だから学校に行きたくない、と子どもに言われたら、親や周りの大人は、どう対応するべきなのでしょうか。

親がパニックにならない

子どもは精一杯自分の気持ちを伝えてくれたのですから、まずは親がパニックにならないようにしましょう。

子どもがそのような深刻なことを打ち明けてくれた時には、親は傾聴の姿勢を取ることが求められます。傾聴とは、コーチングの基本的なスキルで、話を聞いていることが相手に伝わる聞き方です。
相槌を打ち、ときにはバックトラッキングと言われるオウムがえしをすることで、子どもに「話を聞いているよ」ということを伝えることができます。

答えは、子どもの中にある

大人は、よく愚痴を吐きますよね?それは、誰かの答えがほしいわけでも、話し相手の意見を求めているわけではありませんよね。

子どもが親に深刻な話をするときも同じです。
答えはすでに子どもの中にあるものですが、それは幼稚なものであることが多いですよね。ですから、親は、傾聴の姿勢を取り、話を聞くことが大切になってきます。

冷静になるコツ

また、親が冷静になるためには、既成概念を取りはらう必要もあります。

子どもは学校に行かなくてはならない。
学校が怖いわけがない。

それらの思いがあると、「何で!?」と何も考えないうちに口から出てしまいます。
子どものころに自分はどんなに楽しかった学校でも、不登校の子の一人や二人、いたのではないでしょうか?

自分以外のだれかの視点にたって考えてみる、ディソシエーションの視点でリフレーミングしてみると、子どもが「学校が怖い」と発言することに、「何で!?」と即答する最悪のパターンは回避できます。

原因を無理に聞き出さない

子どもが、学校に行けないほど学校が怖いというからには、何かの原因が必ずあるはずです。子どもはそれをうまく言語化できないだけかもしれないし、ショックが強すぎて思い出すのも不安なのかもしれません。

その場合には、子どもの話を聞きながら多めにバックトラッキングしてみましょう。

子)もう、学校に行くのがコワイの。
親)学校に行くの、コワイの。

子)○○ちゃんが、ひどいんだよ。
親)そう、○○ちゃん、ひどいんだ。

子) だって、○○ちゃん、□□なことしたんだよ!
親)□□なことしたんだ。

そうして、自分が発したその言葉を親から返されることで、知らず知らずのうちに、子どもの中でその出来事がディソシエーションの視点で思い返され、何で自分は怖いと思ったんだろう、と、深く考えることができるのです。

検索してみると本当にたくさんの「学校が怖い理由」が出てきます。驚くような理由もたくさん出てきます。
しかし、子どもは自分以外の人間です。自分の枠にはめて考えを押し付けるのではなく、子どもの中にある答えを引き出せる、コーチのような親になれるといいですね。

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